2010-11シーズンPOG(ペーパーオーナーゲーム)回顧

当サイトにPOG関連の検索ワードでたどり着いてくださる形が少なくない中
競馬関連の話題をまったくといっていいほどしてなくて申し訳ない感で
いっぱいなので、ここらで10-11POGの回顧をば。
(※文中の「獲得賞金」はいわゆる「本賞金」即ち、付加賞金を除いた獲得賞金)


1位指名 レーヴディソール 
父:アグネスタキオン 母:レーヴドスカー(母父:ハイエストオナー) メス
(4-0-0-0) 阪神JF(GI)1着・デイリー杯2歳S(G2)1着・チューリップ賞(G3)1着
獲得賞金 14700万

 前半の快進撃を支えた1頭。無傷でGI制覇すると翌年休み明けのチューリップ賞
楽勝しいざクラシックへ、という矢先の骨折の離脱・・これが血の宿命だったのか
とはいえ競合覚悟の1位指名のリスクに十分見合う結果を出してくれたのは事実。



2位指名 オーヴェルニュ
父:アグネスタキオン 母:オーベルゲイド(母父:カルドゥン) 牡
(0-0-0-0) 未出走→登録抹消


 デビュー前に一頓挫あり、年明けのデビューを前に調教時に屈腱炎を患い登録抹消。
タキオン産駒を指名するリスクを身にしみてかんじさせてくれた1頭でした・・



3位指名 ニシノキラボシ
父:ジャングルポケット 母:ニシノムーンライト(母父:ダイシス) メス
(0-0-1-1) 未勝利


 デビューは秋口と比較的早かったものの、新馬戦後に放牧に出され年明けに復帰後
1戦したのみ。体質に難があったのか・・取り立てて注目されてない同馬を上位で
指名してしまったことは冷静に考えると反省せざるを得ない。



4位指名 ラストフレンズ
父:ハーツクライ 母:メイボール(母父:カドージェネルー) 牡
(0-0-0-0) 未出走→安楽死により登録抹消


 デビュー前の調教中に骨折→安楽死処分という残念な結果に。こればかりは
未然に避けられぬ事態であり、指名したこと自体は間違いではなかったと思う。
しかし、山本英俊氏の所有馬を安易に狙いに行った点については反省の余地あり。
2011年3歳世代における同氏所有馬の成績はプランスデトワールがOP2着したのが
目立つ程度で、未勝利に終わった馬も多く「ロジ」で一躍有名になった久米田氏の
所有馬を指名した方共々、「馬主の勢いも水もの」であるのは考慮しなければ。


5位指名 テイエムオジャンセ
父:フォーティナイナー 母:テイエムミネルバ(母父:コマンダーインチーフ) メス
(0-1-0-5) 未勝利→地方転出 獲得賞金330万(3倍ルールにより990万)


 3倍ルール対象ということで無謀にも5位指名したところ、新馬戦でまさかの2着し
あらぬ期待を寄せたところ、2走目の入着を最後にあとは泣かず飛ばず・・
とはいえ、収得賞金330万*3は1勝プラスアルファの価値はあった。ただそれと
この順位で指名したこととを考えると・・POGで勝つって難しいー♪


6位指名 アルゴリズム
父:アグネスタキオン 母:タイトーク(母父:ブラックタイアフェアー) 牡
(1-1-0-5) 中央1勝 獲得賞金965万


 早い時期から坂路で好タイムを叩き出し、安定した稼ぎを期待していたものの
気性が災いしたのか、路線で迷走し、人気で凡走を繰り返すなど潜在能力の割に
走らなかったな、という印象。ただ、順位を考えればまあそこそこ。


7位指名 アドマイヤアジナ 
父:ゼンノロブロイ 母:ルビナ(母父:ルビアノ) メス
(0-2-1-3) 中央未勝利 獲得賞金630万


 ロブロイ牝馬で狙ったとはいえ、ダートに適性があったようで・・狙った路線と
ブレてしまったうえPOG期間内未勝利に終わるなどいろんな意味で外した感。
ただ11-12シーズンのように東京大賞典まで、というルールなら・・・


 8位指名 エーシンヒットマン
父:キングカメハメハ 母:エイシンヘーベ(母父:エイシンワシントン) 牡
(2-1-0-3) 中央2勝 獲得賞金1910万


 母同様、短距離を中心に走り3戦目で未勝利を脱出、2勝目を好タイムで挙げた後
狙い通りにファルコンSに出てきたまではよかったが・・まさかの出走取消。
その後も出走がないまま・・マーガレットS、葵Sなど短距離OPで稼いでもらう
寸法が狂ってしまったものの、順位を考えれば上々の稼ぎだったのではと。


 9位指名 タストヴィナージュ
父:ダラカニ 母:シャトゥーシュ(母父:アルザオ
(0-0-0-2) 中央未勝利→地方転出 獲得賞金95万

 
 隠し玉として指名するも本当に隠し玉でおわってしまった系でした。
デビューが遅かったあげく、わずか2戦で登録抹消→佐賀競馬で現役続行の模様。
無謀だったとはいえ、日本で実績のない海外種牡馬の仔を指名するというのは
種牡馬の仔以上にリスクが伴うもの。ただ、当たったときの快感、自らの相馬眼を
見せ付けるには格好の的であるがゆえ、やめれぇせんがねぇ(似非尾張弁)


 10位指名 ミヤビノタイヨウ
父:スズノミヤビオー 母:スズノマーガレット(母父:バンブービギン) 牡
(0-0-0-0) 未出走→7/3未勝利戦でデビュー


 常軌を逸したインブリードで局地的に話題になった同馬は結局POG期間中に
出走がないまま。やはりこの血統では・・(と思っていたら初出走が決定してました)
3倍というあーまい罠にきーをつけろー♪最初はミスしていいのだし♪


 総括すると、ディソール以外はボロボロでしたね・・・逆に言えばディソールの
おかげで19人中4位でのフィニッシュと相成りました。これを踏まえて若干
レギュレーションがかわった2011-12シーズンのPOGドラフトに挑んだわけですが
その指名馬に関しては次のエントリーで昨シーズン同様触れておこうかなと。