2012シーズン J2リーグ順位予想

明日(3/4)にJ2はJ1ならびにACLに先駆けて開幕ということで
一足先に順位予想を晒しておきたいとおもいます


さて、昨シーズンの回顧でも触れたように今年からJ2の昇格は
自動昇格枠2+プレーオフ枠1になり、またJFL(実質3部)との
入れ替えも讃岐・長崎の成績如何では行われるということで
一層難しくなったにもかかわらず、昇格予想にとどまらず順位まで
予想してしまおうという無謀なチャレンジ。


だらだら順位付けするのもなんなのでJ1は例年5カテゴリーに分けて
ありますが、クラブ数が多いJ2は全部で6つに分けたうえで
その中で順位付けをして最終的な順位予想としたいとおもいます



具体的な順位発表の前に予想のコンセプトを少しだけ。
来週のJ1予想の際にも同種の趣旨を記しますが基本的には
「継続性」と「外国人」が予想の共通キーワード。前者は
監督がかわらず戦術ベースが大幅にかわってないこと、後者は
まさに「助っ人」の大車輪の活躍で柏が躍進を遂げたことから
改めて問われる外国人選手の貢献度。
これらをメインに踏まえての予想にしてみました。


【自動昇格(優勝〜2位)】
京都 東京V


まあ非常にベタな予想といいますか、多くの識者と同様の結果にw
川勝氏は東京Vを率いて3シーズン目に入るし、大木氏の京都は
1シーズン目の後半から調子をあげ天皇杯準優勝するなど
戦術がかなり浸透した印象。


ヴェルディは大幅に選手が入れ替わったものの、DFラインは主力を
維持しているため大崩れは考えにくい。抜けた選手の分を「補充」で
済まさざるをえないJ2で「補強」に成功した少ないクラブである。
また阿部というFWの核が生まれたことでこれまでありがちだった
外国人の調子、成績に依存されないのもプラスに向くだろう。


京都は今更説明は不要であるが、久保君がA代表に選出されるなど
若手に勢いがあり、特に攻撃陣の陣容は去年定位置を確保した
ドゥトラですらスタメンが危うい充実ぶり。若手をベテランが支え
歯車が去年秋からの勢いそのままに噛みあえば下馬評どおり独走も。
J1スタメン経験のあるバヤリッツァも補強し助っ人対策も問題なし。


やはり終盤になると徳島や栃木(パウリーニョの離脱が
痛かったが・・)のように初昇格へのプレッシャーがかかるクラブ
よりJ1経験のあるクラブのほうがメンタル的に勝ることも多いため
結果として上位2枠はJ1経験(むしろエレベーター)組としました。


プレーオフ進出(3位〜6位)】
千葉 徳島 栃木 山形


このあたりは継続性よりも純粋な「補強」にともなう「戦力」で
上位に食い込むこともしばしばなので・・

イビチャ・オシム氏退任以後ビジョンがなかなか定まらず
迷走を続ける千葉は水戸を一桁順位に導いた木山監督で再スタート。
兵働・山口智ら実力者の補強で戦力だけ見れば自動昇格圏。


去年4位の徳島は小林監督にスイッチもこちらも栃木から主力DF
2人を同時に引き抜くなど柿谷・佐藤・ペスンジンら主力の流出を
補って余りある補強。手腕は確かな小林氏なら1年目からでも。


逆に「継続性」という意味では4年目を迎える松田氏率いる栃木の
巻き返しに期待して5位に。残る1枠は得点力不足さえ解消されれば
DFラインは不変の山形にもチャンスありとみた。


なお、もしこの4クラブで争われるとしたら山形と徳島が
勝ち上がって徳島が悲願の・・・と蛇足ながらに予想書き加え。


【半分より上(7〜11位)】
福岡 甲府 草津 北九州 岡山


福岡と甲府は去年の反省を踏まえて再度中期的なビジョンに
戻るだろうからこのあたりの順位かなと(だんだん投げやり)
注目は坂田の加入で1列下がる城後と完全復活なるかのダヴィ


草津は副島体制3年目、リンコンヘベルチという外国人の核は
あっても例年外国人依存になりすぎる感があり一桁が精一杯か。
北九州は去年が出来すぎた感もあり、その上を狙うとなると
戦力面で疑問。徐々に研究されやりたいことができなくなる心配も。


J2近年のトレンド、3-6-1をいち早く取り入れてきた岡山は注目。
前線の外国人で得点力不足さえ解消されれば半分より上には入れる。


【半分よりは下(12〜16位)】
大分 富山 愛媛 水戸 熊本


【崖っぷち(←New!)(17〜20位】
横浜FC 湘南 町田 鳥取


【降格圏内】
松本 岐阜