2011-12シーズンPOG(ペーパーオーナーゲーム)指名馬
今年もグルメ氏主催のPOGに参加しました。個人的な都合でドラフトに参加できず
事前にリストを提出したため、去年のように変化球を投じることが出来なかったのは
やむなし・・ただ特に上位は思った以上の指名が出来たのでよしとしますか
以下指名馬を血統背景を中心に1頭ずつピックアップし、別エントリーで昨年同様
その他の注目馬(今年は指名したくてもリスト下位すぎてできなかった馬が中心)を
取り上げようと思っております。
★1位指名★
コーダリー 父:アグネスタキオン 母:キュンティア(ダルシャーン)
厩舎:栗・橋口 馬主:ノースヒルズ 牡
コーダリー | 競走馬データ - netkeiba.com
主催者の一言にだまされ(!?)なぜか5人が1位指名でダダかぶりという
去年のレーヴディソール以上の狭き門・・の抽選で運良く当たりを引いたようで
無事指名となりました。
母キュンティアは阪神3歳牝馬S(当時)2着、初仔のオディール(父:クロフネ)が
ファンタジーSを勝つも、その後の2頭は未出走・1勝(共に父:ダンスインザダーク)
と今ひとつ。父がタキオンにかわり、待望の牡馬である同馬に期待しての1位指名。
使い出しが早い(7/10・京都芝7Fでデビュー予定→延期)のがどう出るか・・
★2位指名★
ビキニブロンド 父:キングカメハメハ 母:モンローブロンド(アドマイヤベガ)
厩舎:栗・安田隆 馬主:金子真人ホールディングス メス
ビキニブロンド | 競走馬データ - netkeiba.com
母モンローブロンドは新馬・りんどう賞を連勝、ファンタジーSでラインクラフトの
2着に入るなど早い時期から活躍し、古馬になってからも条件戦で2勝を追加して
計4勝して繁殖入りし、同馬が初仔となる。
母母ソニンクはモンローブロンドの他にノーザンリバー(アーリントンC1着)、
ノットアローン(ラジオNIKKEI賞2着)、アコースティクス(ネオユニヴァースの母)を輩出しており、POG期間内に安定した活躍が期待できそう。勝ち上がり率が高い
安田隆厩舎・おなじみの金子真人氏所有というのもプラス材料。
★3位指名★
エンジェルフォール 父:ジャングルポケット 母:アドマイヤサンデー(サンデーサイレンス)
厩舎:栗・角居? 馬主:キャロットファーム? メス
エンジェルフォール | 競走馬データ - netkeiba.com
フサイチホウオー(G3 3勝、皐月賞3着)、トールポピー(オークス・阪神JF1着)、
アヴェンチュラ(札幌2歳S2着)が全兄弟にいる、説明不可欠の血統。
同馬にも当然期待がかかり、人気の一角を占めるはず・・だったが脚元に不安を
抱えているようでまだ早い時計が出せない状態。幸いにも今期はレギュレーションが
改定され東京大賞典までの集計になったので・・(※7/4 放牧に出されたとのこと)
★4位指名★
チェスナットバロン 父:フジキセキ 母:ベルベットローブ(Gone West)
厩舎:栗・村山 馬主:金子真人ホールディングス 牡
チェスナットバロン | 競走馬データ - netkeiba.com
1歳セレクトセールにて3300万円で落札。母は中央で3勝をマーク、全兄に
デイリー杯2歳S2着(勝ち馬:レーヴディソール)のアドマイヤサガスがいる。
安心と信頼の金子ブランド2頭目はフジキセキの仔で母系がゴーンウエスト×
シアトルスルーということでダート路線への転向も視野に入れての指名。
(7/7 ゲート試験には合格して放牧へ出されたとのこと)
★5位指名★
アドマイヤキュート 父:キングカメハメハ 母:ロージーミスト(サンデーサイレンス)
厩舎:栗・友道 馬主:近藤利一 メス
アドマイヤキュート | 競走馬データ - netkeiba.com
半兄はグランプリボス(父:サクラバクシンオー、NHKマイルC・朝日杯FS1着)が
いるが、その他の近親は条件戦で5勝をあげたウインディグニティが目立つ程度。
ただ指名した真の理由は・・アドマイヤ℃-ute・・・外反母趾で離脱とならぬようw
閑話休題、キングカメハメハ×SS配合はローズキングダム・トゥザグローリーが
いるため、2頭つづけてロージーミストの仔が走ってもおかしくはないが・・
グランプリボスが突然変異した感は否めないかな、と。
(7/7 1度不合格におわったものの、2度目でゲート試験合格とのこと)
★6位指名★
ウォーレンバローズ 父:フジキセキ 母:リングレット(トニービン)
厩舎:栗・角田 馬主:猪熊広次 牡
ウォーレンバローズ | 競走馬データ - netkeiba.com
名前枠(?)に続いては結果的に唯一のロマン枠といっていいこの馬。
父フジキセキ、母父:トニービン牝馬の代表産駒の1頭であるノースフライト、
冠号「バローズ」の猪熊氏の代表持ち馬といえるアントニオバローズ(シンザン記念
1着・東京優駿3着)はいずれも角田師が現役時代に主戦を努めた馬。
母リングレットはおなじみダイナカールの仔であり母系の裏づけは文句ない・・が
リングレットの仔自体が中央でまったくといっていいほど走ってないので・・・
★7位指名★
ハイリリー 父:アグネスタキオン 母:テイクミーハイヤー(トニービン)
厩舎:美・尾形 馬主:GIレーシング メス
ハイリリー | 競走馬データ - netkeiba.com
ハイリリー・・High Lily・・・・そうだね、名前枠だね(屋良風
母は中央で3勝、母系にも目立った馬はおらなかったものの・・でっかいリリーと
聞いたら指名するしかないだろ的な。ただ(受け売りの話ではありますが)
タキオン×トニービン×リファール系という配合にはキャプテントゥーレがいるため
意外と侮れないかも。
★8位指名★
エクチュア 父:Dalakhani 母:Oliena(Desert Prince)
厩舎:未定 馬主:前田幸治(?) 牡
エクチュア | 競走馬データ - netkeiba.com
去年隠しだまで指名して本当に隠しだまでおわってしまったタストヴィナージュに
つづいて懲りずにダラカニ産駒を指名。ダラカニの仔で中央で勝利を挙げたのは
ニシノラブキング(500万下など3勝)のみ。コンデュイットを含めても中央で4頭しか
走っていない以上適性以前の問題だが・・
母父デザートキングはマイルGIを3勝、愛と豪でGI馬を輩出しているが日本では
産駒・BMSともに目立った成績は残せていない。
★9位指名★
オウケンプレスリー 父:スペシャルウィーク 母:ストレイトフロムテキサス(Judge T C)
厩舎:小崎憲 馬主:福井明 牡
オウケンプレスリー | 競走馬データ - netkeiba.com
馬主は「オウケン」でお馴染みの福井氏、厩舎はスマートファルコン師匠を
管理して一躍有名になった小崎師ということで地味ながらも期待。すっかり
POGでは人気のなくなったスペシャルウィーク産駒は果たして・・
血統的にも聞きなれない母父:Judge T Cはインリアリティ系の貴重な米国種牡馬。
半姉:クロフォードが新馬を勝ち新潟2歳S3着。現3歳のテキサスルビーも新馬勝ちを
果たしており、堅実に稼いでくれることを期待。
★10位指名★
サラファン 父:アグネスタキオン 母:ティリオブストラッフォード(Deputy Minister)
厩舎:未定 馬主:ターファイトクラブ(?) メス
サラファン | 競走馬データ - netkeiba.com
母はオナーアンドグローリー・コマンダーインチーフ・タバスコキャットに
コロラドズクエストと些か地味な配合相手にもかかわらず中央で勝ち上がり馬を
堅実に輩出しておりタキオンに替わった同馬は(結果として)下位で指名するには
もってこいだったか。
★総括★
タキオン3頭・キンカメとフジキセキが各2頭・ジャンポケ・スペ・ダラカニが
各1頭。リスト上位に据えたSS系産駒がことごとく取られず結果としてSS系だらけに
なってしまったのは無念・・ちなみに50+3頭用意してましたが(たしか)10位指名の
サラファンでも自分のリストでは20位くらいだったはず。下のほうにもっと隠し玉や
3倍ルール種牡馬がいたのに・・・というわけでこのあたりは次のエントリーで
1位・2位の2頭に関しては競合覚悟で取りに行くことを想定してただけに
コーダリーはともかく、ビキニブロンドが一本釣りできたのは少々意外でした。
逆にエンジェルフォールは情報の仕入れ不足だったかなーと・・年明けまでデビューが
ずれこみそうな気がするので後半戦のポイント加算に期待。
中位のロマン枠はさておき、9・10位の2頭にはひそかに期待を。
スペ産駒がトータルで4頭しか指名されていないのに隔世の感・・まあ現4歳世代が
レーヴドリアンくらいしか走らなかったうえ、現3歳世代がひどすぎたのでね・・
サラファンのほうはとにかく堅実に走る仔を出す血統から取っておきたかったため
結果的に下のほうで取れたのは満足。兄弟の父があの面子ならタキオンにかわって、
という期待はしたくなるもの、それでも案外だめだったりする・・だからPOGは
面白いしむずかしいものなのだけど、ってビバカーリアンさんが言ってた
★おしまい★