2011Jリーグ順位予想

予想なんてもうヨソウ、なんて思いつつも今年もやります順位予想
といっても明確な順位付けをさけて去年に引き続いて5カテゴリー分けでw


ACL圏内・優勝争い】
鹿島
川崎(ただし、ジュニーニョのほぼフル回転が条件)
広島
G大阪


ACLの壁】
名古屋(ACL予選敗退、夏の移籍マーケット次第では優勝争いへ)
C大阪

浦和


【中位力】
清水
横浜FM
新潟
磐田(ただし、前田が長期離脱した場合はがけっぷち以下へ)

【がけっぷち】
大宮(盟主)
仙台
甲府

【降格】
神戸(やっぱり枠)
山形(よく頑張った枠)
福岡(致し方なし枠)


優勝は世代交代がスムースに進んでおり、完全ターンオーバーを敷けるほどの
戦力を整えた鹿島。それをリーグ専念できる川崎と広島が追うと予想。
G大阪も橋本の長期離脱は痛いが、ACLの初戦を見る限りでは攻撃力で今年も
押し切ってACL圏内には入れそう。例年になくスタートダッシュが成功すれば・・


あえて名古屋はACL圏外1番手と弱気の予想。根拠は3つ
(1)ダニルソンの前半戦出場絶望的
(2)ACLと並行して戦えるほどの戦力は有していない(これはC大阪にも言える)
(3)いわゆる「ジョーカー」がいない


 やはりダニルソンがいないのが大きく、アンカーではなくボランチ2枚に
しないと中盤が安定しない感がある。戻ってきたところで満足なパフォーマンスが
できる保障はないため、悲観的に見ざるをえない。
 同様のことは選手層の薄さにも言える。ほぼ同等の戦力を具備した選手が2人
いるポジションの多い鹿島やG大阪と比べると、SB・OH・CFの控えの層が余りにも
薄い。また鹿島でいう大迫、G大阪でいう佐々木のようなジョーカー的選手がいない
のも名古屋にとってはマイナス要素で、永井君にはその役はまだ重い気がする。
 C大阪ACLとの並行でおととしの名古屋・去年の広島のように順位を落とす
可能性が高い。名古屋と違って中心選手の長期離脱こそないが、去年のように
新加入選手が即フィットして結果を残せる保証はない。


 逆に、一昨年の広島、去年のC大阪のようにぶっちぎりでJ1復帰を決めた柏は
いきなり上位進出の可能性を秘めている。わずか2敗、という圧倒的な昨年の
戦い方を見る限り、少なくとも即Uターンの心配はなさそう・・残る1枠は
純粋な戦力だけみればACL圏内に入ってもおかしくない浦和を据えた。


 中位はいかにも、というクラブが揃ってしまったが正直清水の順位付けだけは
どのカテゴリーにはいってもおかしくない、それゆえのやむなく真ん中へ、という
判断になった。大量に選手が入れ替わり、J初経験の監督だけにまったくの未知数。
だからこそ快進撃で上位に加わっても、まったくかみ合わず降格争いしても
不思議ではない。ある意味今年一番の注目は清水だと思う。


 崖っぷち枠は7年連続をめざ・・もとい、脱却を目指す大宮がやっぱりこの位置で
終わりそうといういかにも予想にくわえ、大量補強がかえって仇になりかねない
仙台となんとかJ1復帰シーズンを三浦さんらしく手堅く残留で終えそうな甲府を。


 降格予想としてはやはり移籍マーケットの動きの稚拙(資金面だけではなく)を
みると福岡が一番危ない気がする。事実昇格組の即降格は少なくなく、甲府や柏と
比べるとどうしてもこういう予想にせざるをえない。
 去年寸でのところで降格をまぬかれた神戸は戦力的には中位以上へ行っても
おかしくないものの、気がついたら、というシーズンが続いているため今年こそ
本当に危ない気がする。よくも悪くも大久保と外国人選手次第、だろう。
 そして山形はしぶとく今年も残るだろうという大方の予想の裏をかいてあえて
降格予想へ。小林さんの手腕によるところも大きいが、戦力的に劣っているのは
否めないうえ、去年の得点源だった田代の鹿島復帰が痛い。
昨シーズン同様しぶとく守り抜いて勝ち点を積み上げていくサッカーにかわりは
ないだろうが、新戦力のフィット如何では早々苦しいシーズンになるかもしれない。


約9ヶ月後、一人でも多くの人が今年のJはこんな感じだったなあと振り返れるよう
今年も我がサイトは微力ではありますがJリーグを応援していく所存です!