山本騒動について

帰省に加え、豪雨により帰宅が大幅に遅れたため久しぶりの更新ですが、やはりこの事件については
触れておかなければならない。日を追うにつれて問題が大きくなっているがこの辺りで私個人の感想を。


 まず、山本自身が犯した行為は擁護する余地の無い列記とした犯罪行為だ。これは当然の大前提である。
しかし、果たして被害者とされる女性にまったく非がなかったかといえば、必ずしもそうではないだろう。
条例(法律)上はいわゆる「売った方」よりも「買った方」の責任が大きい。今回のケースは被害者の女性が
未成年者であったため、青少年保護という観点からしても一層「買った」者の責任のみが追及される。
つまり、山本がナンパで誘った女性と酒を飲んだ上で一方的に淫行に及び、その果てに暴行を加えたというので
あれば何も言えないが、実際にはある程度の合意があったとしても、女性サイドは刑事制裁は受けない。


 されるがままに酒を飲まされ、淫らな行為をされたという事は考えにくいが・・別に被害者側の責任を問いたい
わけではないが、余りにも山本(加害者)の責任のみが厳しく追及されてる現状を見ると少しひねくれたモノの
見方をしたくなるのは私だけだろうか。齢17にして繁華街を夜な夜な俳諧にさせるような子供に育てた親や
社会の責任も決してゼロではない。即ち、山本が悪いのは当然、だが決して全ての責任が彼にあるわけでもない。
私が言いたいのはそういう事だ。とはいえ、所属事務所の解雇・それに伴うコンビ、更には所属する社会人野球
チーム(茨城ゴールデンゴールズ)の解散・そして出演番組の差し替え・打ち切りなど山本の愚行が諸方面に
与えた影響は限りなく大きい。まあ田代まさしが2度復帰できるような芸能界であるから、数年後何食わぬ顔で
戻ってくるかもしれないが。