ラムタラ英国に売却

http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200607/ke2006070308.html
サンデー・ミスプロ系全盛の時代にはさすがに厳しかったようで・・結局重賞勝ち馬は
メイショウラムセス（富士S）とミレニアムスズカ（阪神ジャンプS）のみ。あとは
ラムセスロード（京阪杯２着）とタニノエタニティ（ダイヤモンドS３着）が目立つくらいか。

44億（46億とも）で購入されて2750万円で売却、という数字を見るともの凄い損をした感じがする。
この額面と同等の損失を出したわけではないけど、大失敗だったのは事実。しかし、このように種牡馬としては
失格の烙印を押されても、母父としてその名を残す可能性は秘めている。サンデーを輸入して大成功を収める前の
社台も輸入種牡馬で何度も失敗を繰り返してきたが、ヒッティングアウェーがノースフライトの、
ジャッジアンジェルーチがオレハマッテルゼの母父としてGI馬の血統にその名は残っている。ラムタラも
ひょっとして母系に入って自らの能力を後世に伝えるかもしれない。いつかその血が再評価されることを願いたい。